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お風呂の排水溝から水が溢れる原因は?対処法や防ぐ方法を紹介します
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お風呂の排水溝から水が溢れる原因は?対処法や防ぐ方法を紹介します

2024.12.27
2022.07.25
お風呂の排水溝から水が溢れる原因は?対処法や防ぐ方法を紹介します
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「お風呂の排水溝から水が溢れてしまい困っている」「どのような対処を行ったら良いのか分からない」と、このような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

お風呂の排水溝から水が溢れる主な原因としては、水が流れる過程におけるつまりが考えられます。

本記事では、お風呂の排水溝から水が溢れてしまった際の応急処置や水が流れる仕組みについて紹介したのち、排水溝から水が溢れる原因や対処法について解説します。

そのほか、お風呂の水を溢れさせないための予防策も紹介しますので、併せて確認していきましょう。
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目次 
丸山 功
監修者

水道設備業者 水道配管設備主任

丸山 功 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成22年4月 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて水道管設備主任を担当。水回り業務に10年従事し、累計5000件の水道管関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「水道管」のスペシャリスト。

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お風呂の水が溢れている場合の応急処置

お風呂の排水溝から水が逆流して溢れている場合、まずは溢れ出る水を止めることが大切です。

この場合は、水を入れた袋であり排水溝のフタ代わりになる「水のう」を使って水を止めましょう。

水のうを作るためには、まず以下の道具を用意してください。

必要な道具
  • ゴミ袋2枚(45Lがおすすめ)
  • 紐(なくてもOK)

これらの道具が用意できたら、以下の手順で水のうを作っていきます。

水のうを作る手順
  1. ゴミ袋を二重にし、袋の半分くらいまで水を流し入れる
  2. 袋の空気を抜き、内・外両方の袋を縛る

水のうが作れたら、排水溝の上に隙間が出来ないように置き、溢れてくる水を止めましょう。

また、お風呂には洗い場と浴槽の排水溝があり、水が溢れている時にどちらかのみを塞ぐともう片方から水が逆流してくる可能性があります。

そのため、水のうを使って水を止める際には洗い場と浴槽両方の水の流れを止めることがおすすめです。

お風呂の排水溝から水が溢れる原因

お風呂の排水溝から水が溢れる4つの原因について解説しますので、ご自身のトラブルのパターンがどれに該当するかを確認してみてください。

トラブルのパターン
  • 髪の毛や石鹸カスのつまり
  • 排水枡のつまり
  • 排水管の故障・老朽化
  • 大雨などの自然災害

髪の毛や石鹸カスのつまり

まずは、髪の毛や石鹸カスのつまりが原因で排水溝がつまり、水が溢れてしまうことが挙げられます。

髪の毛や石鹸のカス、そのほかに皮脂や垢などは日々お風呂を使用していくうちにヘアキャッチャーに溜まり、さらに排水溝に流れた汚れから雑菌が繁殖してヘドロ化し、水の流れを悪くしてしまうのです。

そのほか、カミソリの刃やシャンプーを詰め替えた時のゴミ、ヘアピンなどの固形物が原因で排水溝がつまってしまい、水が逆流して溢れてしまうことがあります。

以下のようなケースに該当するようであれば、髪の毛や石鹸カス、そのほかの固形物が原因で排水溝から水が溢れていると判断できるでしょう。

髪の毛や石鹸カス、固形物が原因と考えられる場合
  • しばらくヘアキャッチャーのゴミを捨てていない
  • 排水溝掃除をしたことがない
  • 誤ってゴミを流してしまった記憶がある

固形物が原因の場合は、自分で取り除ける場合は取り除き、手の届かない部分に固形物が流れてしまったのであれば業者に依頼するしかありません。

また、髪の毛や石鹸カスなどの汚れが原因の場合は自分で対処できる対象法もあるため、後ほど紹介します。

排水枡のつまり

排水枡とは、家庭から出る排水が下水に流れる過程にある点検口の役割を持つ設備で、屋外に設置されています。

排水が下水道まで流れる順序は「排水溝→排水管→排水枡→下水道」となっているため、排水枡に汚れやゴミが溜まるとつまりを引き起こし、お風呂の排水溝から水が溢れてしまうのです。

また、排水枡の近くに木が植えられている場合は排水枡の隙間から根っこが侵入し、排水枡を根っこで侵食してしまうことがあります。

お風呂の排水溝から水が溢れる原因として、排水枡のつまりが該当するのは以下のようなものが考えられます。

排水枡のつまりが該当する場合
  • 何年も排水枡を掃除していない
  • ゴミや油を排水溝に大量に流した
  • 排水枡の近くに木が植えられている

排水管の故障・老朽化

排水管の故障や老朽化により、排水溝がつまり、水が溢れてしまうことがあります。

排水管が故障していると上手く水が排水されないため、早めの修理が必要です。

排水溝から水が逆流してくる原因として、排水管の故障や老朽化が考えられるのは以下のような時です。

排水管の故障や老朽化が考えられる場合
  • 家を建ててから20年以上立っている
  • 近年の間に大きな地震があった

大雨などの自然災害

最後に、大雨などの自然災害が原因で排水溝の水がつまったり、溢れてしまったりすることがあります。

水の逆流が起こる直前や現在において、ゲリラ豪雨や台風が発生している場合はそれらの自然災害が原因として考えられます。

自然災害によって大量の水が下水へ流れると一度に大量の水を処理しきれず、結果としてお風呂の排水溝から水が溢れ出てしまうわけです。

自然災害による排水溝からの水の逆流は1階のお風呂やトイレで起こりやすいトラブルですが、災害の状況によってひどい場合は2階まで影響が出ることがあります。

【原因別】お風呂の排水溝から水が溢れるときの対処法

ここからは、先ほど紹介した原因別に、お風呂の排水溝から水が溢れる時の対処法について紹介します。

自分で解決できるものから業者に依頼しないと解決できないものまで、さまざまなパターンを紹介しますので、該当する原因の対処法について確認してみてください。

髪の毛や石鹸カスのつまりが原因の場合

髪の毛や石鹸カスのつまりが原因でお風呂の排水溝から水が溢れている場合は、自分でも解決できることがあります。

今回は、以下の4つの対処法について手順を紹介します。

対処法
  • ラバーカップ
  • ワイヤーブラシ
  • 液体パイプクリーナー
  • 真空式パイプクリーナー

ただし、固形物を流したことが原因で水が溢れている場合はこれらの方法は使えないため、業者に依頼してつまりを解消してもらうことがおすすめです。

ラバーカップを使う

ラバーカップはトイレで使用することが多い道具ですが、お風呂の排水溝のつまり解消にも役立ちます。

ラバーカップは、排水口の大きさとゴム部分の大きさが合うものを用意しましょう。

ラバーカップが用意できたら、以下の手順で排水溝を掃除していきます。

排水溝の掃除手順
  1. 排水口のフタやヘアキャッチャー、排水トラップを取り外す
  2. 排水口の中心にラバーカップを隙間なく被せて密着させる
  3. カップを強く押し付けて、カップの上まで水を溜める
  4. 一気に引き上げ、流れを悪くしている原因が取れるまで繰り返す
  5. 水の流れが良くなったら、外した部品を元に戻す

ワイヤーブラシを使う

ワイヤーブラシを使うことで、排水溝のつまりを削り取って水の流れを改善できます。

ワイヤーブラシは先端がらせん状になっているものがおすすめであり、排水溝の大きさに合わせて合うものを用意しましょう。

ワイヤーブラシの選び方については下記の記事を参考にしてみてください。

ワイヤーブラシが用意できたら、以下の手順で汚れを削り取っていきます。

ワイヤーブラシを使った掃除手順
  1. 排水口のフタやヘアキャッチャー、排水トラップを取り外す
  2. 排水溝にワイヤーブラシを入れて行き、つまりの原因にぶつかったことを確認する
  3. ワイヤーブラシを動かして汚れを削り取る
  4. 水の流れが良くなったら、外した部品を元に戻す

ワイヤーブラシを使う際の注意点として、無理に押し込みすぎると排水管を傷つけてしまう恐れがあるため、つまりの原因や汚れ部分にぶつかったらそれ以上押し込むのは止めましょう。

液体パイプクリーナーを使う

液体パイプクリーナーを使うことで、髪の毛や石鹸カスなどが原因の汚れを溶かして綺麗にできます。

液体パイプクリーナーが用意できたら、以下の手順で排水溝掃除をしていきましょう。

液体パイプクリーナーを使った掃除手順
  1. 排水口のフタやヘアキャッチャー、排水トラップを取り外す
  2. 排水溝にパイプクリーナーを流し入れ、規定の時間放置する
  3. 放置したら水でよく流す
  4. 水の流れが良くなったら、外した部品を元に戻す

液体パイプクリーナーを使う際の注意点として、放置する時間が長すぎると汚れと一緒に排水溝に固まってこびりついてしまうことがあります。そのため、規定の放置時間は必ず守り、汚れが取りきれない場合は再度同じ手順で掃除を行ってみてください。

こちらの記事でも詳しく解説していますので参考にしてみてください。

真空式パイプクリーナーを使う

真空式パイプクリーナーを使うことで、ラバーカップよりも強力な吸引力と圧力で排水溝のつまりの原因となる汚れを解消できます。

真空式パイプクリーナーはホームセンターやインターネットで購入できますので、用意ができたら以下の手順で排水溝のつまり除去をしましょう。

真空式パイプクリーナーを使った掃除手順
  1. 排水口のフタやヘアキャッチャー、排水トラップを取り外す
  2. ハンドルを一番下にした状態でカップ部分を排水口に押し付け、カップが浸るくらいの水を溜める
  3. ハンドルを引き上げ、つまりが解消されるまで2と3の手順を繰り返す
  4. 水の流れが良くなったら、外した部品を元に戻す

ここまでで紹介した方法を試してみても排水溝の流れが良くならず、自力での解決が難しいと感じたら業者へ相談することがおすすめです。無理に自分で修理を行うと、配管を傷つけたり水漏れが起こってしまったりする可能性もあるため、注意しましょう。

排水枡のつまりが原因の場合

排水枡に汚れが溜まり、つまったことが原因でお風呂の排水溝から水が溢れている場合は、自分での解決は難しいといえます。

そのため、排水枡のつまりが疑えるようであれば業者へ相談し、排水枡の点検や洗浄を行ってもらうようにしましょう。

自身でつまり予防のために高圧洗浄などをしたいという方はこちらの記事でより詳しく解説していますので参考にしてみてください。

排水管の故障・老朽化が原因の場合

排水管の故障・老朽化が原因の場合も、自分で対処することは難しいでしょう。

この場合の対処法は戸建て住宅と集合住宅によって異なり、それぞれ以下の通りです。

戸建て住宅と集合住宅それぞれの対処法
  • 戸建て住宅:業者へ点検・修理の相談
  • 集合住宅:管理会社へ連絡

戸建て住宅の場合は排水管の掃除もご自身で対処しなければいけないため、業者を手配する必要があります。

また、集合住宅の場合は業者を呼ぶ前にまずは管理会社や大家さんに連絡し、その後の指示を仰ぐようにしましょう。

管理会社や大家さんに同様の問い合わせがきていることも考えられるため、まずは様子をみながら判断を待つことが大切です。

大雨などの自然災害が原因の場合

大雨などの自然災害が原因の場合は、今すぐに自分で排水溝から溢れる水を止める方法はありません。

そこで、以下のような処置や対応を行ってみましょう。

大雨などの自然災害が原因の場合
  • 水のうで応急処置
  • 水の使用を控える
  • 天候の回復と時間の経過を待つ

上述した水のうは自然災害が原因で排水溝から水が溢れている場合、水を止めるために効果的です。まずは水のうで応急処置を行い、そのうえでできる限り水の使用は控えるようにしてください。

また、自然災害が原因の場合は天候が回復して時間が経過するとともに解決することがほとんどですので、まずは状況が改善されるのを待ちましょう。

お風呂の水を溢れさせない予防策とは?

ここからは、お風呂の水を溢れさせないための予防策として、髪の毛や石鹸カスなど汚れの蓄積や、自然災害による水害を防ぐ方法を紹介します。

以下の3種類について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

自然災害による水害を防ぐ方法
  • こまめに掃除をする
  • アルミ玉をヘアキャッチャーに入れる
  • 水のうの準備をして水害に備える

こまめに掃除をする

お風呂の排水溝は、こまめに掃除をすることで汚れの蓄積を防げます。

まず簡単にできる方法としては、毎日の終わりにヘアキャッチャーに溜まった髪の毛を捨てることです。これだけでも汚れの蓄積防止に効果があるため、試してみてください。

また、週に1度はスポンジと洗剤を使って汚れを綺麗に取り除いたり、月に1度や半月に1度のペースで液体パイプクリーナーを使って排水溝の汚れを溶かしておいたりすることもおすすめです。

アルミ玉をヘアキャッチャーに入れる

お風呂の排水溝がつまって水が溢れてしまう原因は、髪の毛や石鹸のカスから繁殖した雑菌によるぬめりです。

アルミホイルは水に触れることで金属イオンが発生して抗菌効果を持つため、ヘアキャッチャーにアルミ玉を入れておくとぬめりの発生を防げます。

アルミ玉は適当な大きさにアルミホイルを切ってから3cm程度に丸め、ヘアキャッチャーに入れておくだけで効果を発揮します。

アルミ玉にぬめりが付着してきたら交換するだけで良いため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

水のうの準備をして水害に備える

冒頭で水のうについての解説をしましたが、水のうの効果や作り方、使い方などを頭に入れておき、万が一水害が起こった際に備えることも大切です。

お風呂に限らず、排水溝から水が溢れてしまった際に水のうを使って水を止めることは応急処置として効果的ですので、ぜひ覚えておきましょう。

まとめ

今回は、お風呂の排水溝から水が溢れてしまった際に考えられる原因や対処法、予防策などについて紹介しました。

排水溝から水が溢れてしまうことを防ぐために自分でできることとして、こまめに排水溝を掃除するようにしてみましょう。

また、自分での解決が難しい場合や原因が分からない場合には、業者へ相談して点検や修理を行ってもらうことがおすすめです。

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