ピュアレストEXとピュアレストQRのメーカー希望小売価格
まず価格の違いは最も気になる点でしょう。ここでは、以下の3パターンに分けて紹介します。
- 本体価格(便器+タンク)
- 手洗い付きタイプの価格
- ウォシュレット込みの価格
価格差のポイントも併せて解説しますので参考にしてください。
本体価格(便器+タンク)
ピュアレストEX(CS400B+SH400BA)のメーカー希望小売価格は152,240円(税込)です。
一方、ピュアレストQRの標準タイプ(CS232B+SH232BA)は124,960円(税込)となっており、約34,310円の差があります。
手洗い付きタイプの価格
手洗い付きタイプの場合、ピュアレストEX(CS400B+SH401BA)のメーカー希望小売価格は159,720円(税込)です。
一方、ピュアレストQR(CS232B+SH233BA)が135,630円(税込)で、価格差は約24,090円となっています。
ウォシュレット込みの価格
ウォシュレットを含めた価格も押さえておきましょう。
ピュアレストEXの手洗いなしタイプに、便座・ウォシュレット「アプリコットF4A」(TCF4744AK)を組み合わせると、メーカー希望小売価格は385,990円(税込)となります。
ピュアレストQR(手洗いなしタイプ)に、同様のウォシュレットを組み合わせると358,710円(税込)です。
価格差のポイント
ピュアレストEXは、デザイン性、清掃性の面でQRより優れており高価格となっています。
フチなし形状や手洗いボウルの深さなど、使い勝手の良さを重視する場合はEXを、コストパフォーマンスを重視する場合はQRを選択するとよいでしょう。
選択の際は、長期的な使用を考慮し、デザインや機能面での違いも含めて総合的に判断することが重要です。
ピュアレストEXとピュアレストQRのデザインの違い
ピュアレストEXとQRのデザイン面での違いには以下のような箇所が挙げられます。
- タンクの違い
- 便器の違い
- カラーの違い
デザイン面は、機能とは違って実用性に直接左右する要素ではありませんが、トイレ空間の雰囲気や満足度に大きく影響します。
トイレを気持ちよく利用するためには、見た目の美しさも重要な選択基準となるため、ここではそれぞれのデザインの違いについて詳しく紹介します。
タンクの違い
ピュアレストEXとQRの見た目で大きく違うのが、タンクのデザインです。
EXは丸みを帯びたオーバルデザインを採用しており、柔らかな印象を与えます。
一方、QRはすっきりとした角形のストレートデザインです。
デザインは異なりますが、実はタンク自体の横幅はどちらも同じです。つまり、実用性の違いを気にすることなく、見た目の印象だけで好みのタイプを選択しても特に支障はありません。
タンクを選ぶ際は、トイレ空間全体の雰囲気と調和するかどうかがポイントです。
例えば、曲線を多用したインテリアならEXが、直線的でミニマルな空間ならQRがマッチするでしょう。
便器の違い
ピュアレストEXとQRは、便器デザインにもわずかながら違いが見られます。
EXはよりストレートな袴形状を採用しており、モダンでシャープな印象を与えるデザインです。
一方、QRは若干カーブした袴形状で、柔らかな雰囲気を醸し出します。
両モデルとも清掃性に優れた形状の便器を採用していますが、設計が微妙に異なります。EXは完全にフチ裏をなくした形状になっており、清掃のしやすさを極限まで追求したデザインが特徴です。
QRも十分に清掃しやすい設計ですが、EXほどは徹底されていません。
便器自体のデザインの違いはこの程度にとどまり、機能面での大きな差異はないため、選択の際は主に見た目の好みや、清掃のしやすさへのこだわりの度合いで判断するとよいでしょう。
カラーの違い
ピュアレストEXとQRの便器・タンクカラーは、両モデルとも「ホワイト」「パステルアイボリー」「パステルピンク」「ホワイトグレー」の4色展開となっています。
ただし、「パステルピンク」と「ホワイトグレー」は受注生産品のため、納期は大型連休を除いて約2週間かかる点に注意が必要です。
急ぎの場合は、必然的に常時在庫がある「ホワイト」か「パステルアイボリー」のいずれかを選ぶことになります。
便器・タンクのカラーは、トイレ空間全体の雰囲気や、家全体のインテリアデザインとの調和を考慮して選択するのがポイントです。
いずれにしても、カラーについてはEXとQRいずれも同じラインナップとなっているため、他の要素を優先して選択を進めても問題ないでしょう。
ピュアレストEXとピュアレストQRの機能の違い
ピュアレストEXとQRは、TOTOの人気トイレシリーズですが、実は機能面での大きな違いはほとんどありません。
両モデルとも、TOTOの最新技術を駆使した高性能トイレとして設計されています。ここではEXとQRに共通する以下の主要な機能を紹介します。
- トルネード洗浄
- セフィオンテクト
- 超節水設計
- フチ形状
- ウォシュレット
トルネード洗浄
両モデルとも、TOTOの独自技術であるトルネード洗浄を採用しているのが特徴です。
この洗浄方式は、便器の吐出口から渦をまくように強力な水流を発生させることで、便器全体を効率的に洗い流せるようになっています。
清掃性はもちろん、少ない水量で確実に洗浄できるという節水性も兼ね備えているのがポイントです。
セフィオンテクト
セフィオンテクトは、便器の表面を100万分の1mmのナノレベルで滑らかにする特殊な加工技術です。
この技術により、汚れが付きにくいのはもとより、汚れが付いても簡単に落とせるようになっています。EXとQR両方にこの技術が採用されており、日々のお手入れが格段に楽になります。
超節水設計
EXとQRは共に、大洗浄で4.8L、小洗浄で3.6Lという超節水設計を採用しているのも魅力です。
従来型のトイレと比較して大幅な水量削減を実現しており、環境への配慮と経済性を両立した設計になっています。
フチ形状
前述したとおり両モデルとも、清掃しやすい便器のフチ形状になっているデザインが特徴です。
特にフチなし形状のEXでは、汚れが溜まりやすいフチ裏の掃除が不要となり、常に衛生的な状態を保つことができます。
ウォシュレット対応
EXとQRは、いずれもTOTOの高機能なウォシュレット・温水洗浄便座「アプリコット」と組み合わせることが可能です。
アプリコットを追加すれば、温水洗浄や暖房便座などの快適機能を享受できます。
ピュアレストEXとQRは、基本的に機能面ではどちらを選んでも満足できるでしょう。したがって、共通機能を踏まえたうえで、デザインや価格、設置スペースなどの要素を考慮して選択することが重要です。
ピュアレストEXとピュアレストQRの清掃性の違い
ピュアレストEXととピュアレストQRでは清掃性に以下のような違いがあります。
- フチ形状の違い
- トルネード洗浄の違い
両モデルとも優れた清掃性を備えていますが、それを実現するための設計が多少異なります。
それぞれの清掃性の違いを確認するために、ここではフチ形状とトルネード洗浄の特徴を比較してみましょう。
フチ形状の違い
ピュアレストEXとQRでは、フチ形状に若干違いがあり、それぞれ異なるアプローチで清掃性を高めています。
EXは、フチ裏を完全になくした「フチなし」デザインを採用しています。この構造によって汚れが見えやすく、溜まりにくくなっているのが大きな特徴です。
清掃時は、手で掴むようにしてフチをひと拭きするだけで簡単に汚れを落とせます。
一方、QRはフチ裏が浅くなっているものの、完全なフチなし構造ではありません。そのため、EXに比べると汚れがやや見えにくく、溜まりやすい傾向があります。
しかし、従来型の便器に比べると、十分掃除はしやすい構造になっています。
EXはより直感的で簡単な清掃が可能です。QRもEXほどではないですが、従来のトイレと比べれば格段に清掃性が向上しています。他の要素も考慮しつつ、自分に合っているほうを選びましょう。
トルネード洗浄の違い
トルネード洗浄は、TOTOが独自に開発した革新的な洗浄システムです。トルネード洗浄は、両モデルともに採用されていますが、構造上の違いによって洗浄力に若干差異が生じます。
ピュアレストEXの場合、トイレの中でも特に汚れやすい箇所を、2つの水流でしっかり洗浄できるため、便器のほぼ全面を効果的に洗い流すことが可能です。
一方、ピュアレストQRは吐水口の位置や数がEXとは異なり、同じトルネード洗浄でも、EXと比較すると洗浄力にやや差があります。そのため、汚れが落ちにくい箇所が生じる可能性がある点は留意が必要です。
ただし、トルネード洗浄は従来の洗浄方式と比べれば格段に優れており、QRを選択しても十分な清掃性を実感できます。
比較検討する際は、より徹底的な清潔さを求めるならEX、コストパフォーマンスを重視するならQRを選ぶのがよいでしょう。
ピュアレストEXとピュアレストQRの節水性の違い
実は節水性能に関しても大きな違いはなく、両モデルとも大洗浄4.8L、小洗浄3.6L、eco小洗浄3.4Lという優れた節水性能を誇ります。
この節水性能がもたらす、経済的メリットは決して小さくありません。従来の大13Lの製品と比較すると、年間約14,200円(約71%)の水道代削減が期待できます。
また、大8Lの従来製品と比べても、年間約4,200円(約41%)の節約が可能です。
小洗浄やeco洗浄を適切に使い分けることで、さらに効果的な節水につながります。
ピュアレストEXとピュアレストQRの排水芯の違い
排水芯とは、トイレの壁もしくは床から排水管の中心までの距離のことです。壁排水の場合は床から排水管中心までの高さ、床排水の場合は壁から排水管中心までの距離を指します。
トイレを新しいものに交換する際は、既存のトイレの排水芯と同じ、もしくは近いものを選択するのが一般的です。
床排水の場合、1995年以降に新築・リフォームされたトイレでは200mmが主流です。それ以前の建物ではさまざまな寸法があるため、排水位置を調整できる「可変(リモデル)タイプ」の便器を選ぶ必要があります。
壁排水の場合、排水芯は120mm、155mmのいずれかで、トイレを交換する際は既存のトイレと同じものを選択するのが一般的です。
ピュアレストは、EXとQRの両モデルで床排水は200mmと可変タイプの305~540mmから選択でき、壁排水は120mmの排水芯に対応しています。一方で、壁排水155mmの排水芯に対応しているのはEXのみです。
従来のトイレ交換では、排水管の位置が合わない場合、大がかりな工事が必要でした。しかし、ピュアレストEXとQRを使用すれば、そのような心配はほとんどありません。基本的にはEXとQRのどちらを選んでも幅広い設置環境に対応できるため、参考程度に把握しておきましょう。
どっちが良いピュアレスト?
ご説明してきたように、トイレ選びの基準はデザイン、機能性、清掃性、価格など多岐にわたります。
トイレ選びの際は、これらの要素を自身のニーズや優先順位に照らし合わせて比較検討することが重要です。加えて、既存の排水方式や設置スペースも考慮しておくと、なおよいでしょう。
ピュアレストEXが向いている人
ピュアレストEXは完全なフチなし設計を採用しており、汚れが溜まりにくく、清掃が非常に簡単です。
デサイン性も高く、丸みを帯びたオーバルデザインのタンクはスタイリッシュでモダンな雰囲気を演出できます。トルネード洗浄技術による、節水性能の高さも魅力です。
これらを総合的に勘案すると、ピュアレストEXは以下のような人に向いています。
- 清潔さにこだわる人
- デザイン重視の人
- 最新技術を求める人
一方で、ピュアレストEXはQRに比べると価格が高く、初期投資が大きい点がデメリットです。また、高機能であるがゆえに、使い方に慣れるまでに比較的時間がかかる可能性もあります。
したがって、ピュアレストEXは、トイレの快適性や清潔さを重視し、長期的な視点で投資できる方に適しているといえるでしょう。特に、デザイン性の高い住宅や、頻繁に来客がある家庭におすすめです。
ピュアレストQRが向いている人
ピュアレストQRは、EXよりも安価で価格面では優位です。シンプルなデザインになっているため、インテリアや家全体の雰囲気とも馴染みます。
機能面でEXと若干仕様が異なるものの、清掃性と節水性はほとんど変わりません。
これらを踏まえ、ピュアレストQRは以下のような人に向いているといえるでしょう。
- 予算重視の人
- シンプルさを好む人
- 基本機能で十分な人
QRのデメリットとしては、EXと比較すると清掃性がやや劣る点が挙げられます。また、デザイン面でもEXほどの高級感はありません。
しかし、これらの点を差し引いても、QRは十分な機能と性能を持ち合わせています。
特に、コストパフォーマンスを重視する人や、複数のトイレを同時に交換する必要がある大家族、賃貸物件のオーナーなどにおすすめです。
また、トイレの使用頻度が比較的低い場所や、セカンドトイレとしての利用にも適しています。
実際にピュアレストを使っている人の口コミ
ここまでピュアレストEXとQRを比較する際のポイントを紹介してきましたが、まだ決めかねている方もいるかもしれません。そこで、インターネット上に投稿されているユーザーの口コミを調査しましたので紹介します。
ただし、インターネット上の口コミは、悪質な業者が評価を操作するために自ら投稿している可能性もゼロではありません。あくまで参考程度にとどめ、実際の購入判断には複数の情報源を活用することをおすすめします。
ピュアレストEXを使用している人の口コミ
ピュアレストEXを使用している人が投稿した口コミを調査しましたので、良い口コミと悪い口コミをそれぞれご紹介します。
良い口コミ
良い口コミにはこんな内容がありました。
- 必要以上に流すレバーを引かなくなった!
- 朝晩や寒い日でも気兼ねなく便座に座れるようになった!
- 毎月の水道代が、確実に安くなった!!
- 毎日掃除していた以前の便器に比べて「セフィオンテクト」のおかげで、掃除の回数が格段に減った!
- 孫たちも自らトイレに行くきっかけになった!
ピュアレストEXに関しては、節水性能や清掃性の高さが評価されているようです。特に、水道代の削減や掃除の手間が減った点が挙げられており、日常生活の改善につながっていることがわかります。
悪い口コミ
一方で、悪い口コミにはこんな内容がありました。
「妥協してタンク式にしましたが、タンクレスのほうがやっぱり良かった~と今とても後悔しています……。やっぱり奥行きがすっきりしているというのは魅力的でした。それにタンクの中、外の掃除が楽になると知人も言っていたのに…。でも内容はいいですね。そこはやっぱりTOTO。トイレの便器裏のフチがなくなったので隅々まで掃除ができるようになってこれがまた気持ちが良いです。それに1番助かっているのが流す水が節水になったこと。なんでもトイレはお風呂よりも水を使うかもしれないということで節水になって良かったです。」
引用:リフォームのリノコ
こちらの口コミでは、タンクレストイレと比較したときの感想が挙がっています。それでも機能面に関する評価はやはり高いです。
ピュアレストQRを使用している人の口コミ
ピュアレストQRを使用している人が投稿した口コミを調査しましたので、良い口コミと悪い口コミをそれぞれご紹介します。
良い口コミ
ピュアレストQRの良い口コミにはこんな内容がありました。
「親と一緒に住むことになったので、トイレを使いやすい物に交換することにしました。私が選んだこのピュアレストはTOTOの中では結構下のランクだそうですが、そんなこと気にならないくらいかなり機能的なトイレだと思います。まず、節水の力がかなり高くないですか?年間があれだけ節水できるならみんなこれにしたら環境もよくなるし財布にも嬉しいし…いたれりつくせりですよね。さらに親が足を悪くしているので自動で開くようにしたのも良かったようで私も家族も気に入ったトイレになりました。」
引用:リフォームのリノコ
比較的低価格帯のモデルであるにもかかわらず、高い機能性を持っていることが評価につながっているようです。特に節水性能の高さが強調されています。
悪い口コミ
一方で、悪い口コミにはこんな内容がありました。
「30年前のモデル(水使用量13L)から、待望のリモデル節水型に交換いたしました。大の水使用量が、4.8Lというのは、有難いが、吾輩は便秘の時、便は、硬くて、大きい、流すと排水ポケットが、狭いので、便が一度で流れなかったり、壁にこすりつけられたりして、汚れが付く。 ツルピカ表面処理でも、こすり付けられたら汚れは付いてしまいます。 結果、ブラシで掃除する回数が増えてしまう。 別の便器(TOTOの13L、6L便器)との比較。 柔らかい便、小さい便などは、問題にならないでしょうが、こういう不都合が有ることを、認識ください。」
引用:価格.com
こちらの口コミのように、節水にはなるものの、水量が少なく洗浄力に不満があるという方もいるようです。
詳しい違いはショールームで実感しよう
ピュアレストEXとQRは、TOTOの高品質トイレシリーズとしてどちらも優れた性能を持っており、機能面では大きな違いはありませんが、デザインと価格に関しては若干の差異があります。
それぞれを端的に表現するならば、EXは「高級感のあるデザインと最新の技術」、QRは「優れたコストパフォーマンス」と形容できるでしょう。
しかし、トイレの選択は個人の好みや予算に大きく左右されるため、カタログやウェブサイトだけでなく、実際にTOTOのショールームで両モデルを見比べることをおすすめします。
ショールームでは、デザインの違いや使用感を直接体験できることに加え、専門スタッフから詳細な説明も受けられるため、自分のライフスタイルに合った最適なトイレを選ぶことができます。ぜひ一度足を運んでみてください。
ちなみにショールームについてはこちらの記事が参考になると思いますのでぜひ読んでみて下さい。


※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
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