給湯器の交換に必要な資格
給湯器の交換や修理をする施工者には資格取得が義務付けられています。
給湯器の場合、「この資格を持っていたら大丈夫」という資格が存在するわけではなく、ガスや電気、水道に関する複数の資格が必要です。
そのため給湯器の交換に必要な資格には、以下のように多くの種類があります。
- 液化石油ガス設備士
- 給水装置工事主任技術者
- ガス可とう管接続工事監督者
- ガス消費機器設置工事監督者
- ガス機器設置スペシャリスト
- 簡易内管施工士
- 第二種電気工事士
給湯器の種類や作業の内容によって必要な資格が異なるため、これらの資格がすべて必要というわけではありませんが、どのような資格があるか参考にしてください。
液化石油ガス設備士
ガスコンロや給湯器などでLPガスを使用する工事をおこなう人が必ず取得しなければいけないのが「液化石油ガス整備士」の資格です。
この資格は高圧ガス保安協会が実施していて、給湯器によっては必ず必要となる重要な資格です。
しかし、試験の実施頻度が低いため、取得する機会はかなり少ないです。
給湯器交換事業者のスタッフでも液化石油ガス設備士の資格は持っていないことがあります。
この資格を持っている給湯器業者がいれば、信頼度が高いといえるでしょう。
給水装置工事主任技術者
給水装置工事主任技術者は給水設備に関わる資格で、給湯器の水道管の接続や修理などをおこなう際に必要です。
給水装置工事主任技術者資格は水道工事事業者が水道事業者から「指定給水装置工事事業者」の指定を受けるために必要な資格で、技術的な管理・指導・監督等をおこなう役割があります。
給湯器の交換に関しては、必ずしも資格保有者が施工しなければいけないというわけではありません。
事業所に資格保有者が在籍していれば、その資格保有者の監督下で無資格のスタッフが施工しても問題ないのです。
ガス可とう管接続工事監督者
「ガス可とう管接続工事監督者」は、一般財団法人日本ガス機器検査協会(JIA)が実施している講習を受講して修了することで登録できる資格です。
強化ガスホースや金属可とう管を用いてガス機器とガス栓を接続する工事をおこなう際、
接続部の保安水準向上を図るため、知識や技術を有する監督者の基で工事をおこなう必要があります。
そのためJIAではガス可とう管接続工事監督者が所定の知識・技術を習得できるように講習会を開催しているのです。
修了した人には全国共通の講習修了証が発行され、ガス可とう管接続工事監督者として登録されます。
資格を取得すれば、都市ガスを対象とするガス栓とガス機器との接続工事に係る監督および施工が可能になります。
資格の範囲となる接続金具はガス可とう管(強化ガスホースおよび金属可とう管)と機器接続ガス栓です。
機器接続ガス栓は機器との接続のみで、フレキ配管側の工事はできません。
給湯器交換に関する資格の中には実務経験が必要になるものが多いですが、ガス可とう管接続工事監督者の講習会はどなたでも受講できます。
また、開催地にもよりますが、講座は頻繁に開催されているので、受講の機会は得やすいでしょう。
ガスに関わる資格なので、給湯器業者は持っておきたい資格です。
ガス消費機器設置工事監督者
ガス風呂釜やガス給湯器など、設置や工事の欠陥によってガスにかかわる災害が発生する恐れがある機器は「特定ガス消費機器」に定められています。
これらの機器の設置や変更の工事をおこなうときは、ガス消費機器設置工事監督者の資格を有する人が施工または監督しなくていけません。
ガス消費機器設置工事監督者の資格は、一般財団法人日本ガス機器検査協会(JIA)が主催する講習を受けると取得できます。
講習には「認定講習」と「資格講習」があり、認定講習を受講できるのは経済産業大臣が定める次の資格を持っている人に限られています。
- 管工事施工管理技士
- 製造保安責任者及び販売主任者
- ガス主任技術者
- 浴槽設備施工技能士
- 液化石油ガス業務主任者の代理者
- 液化石油ガス調査員
- 需要家ガス設備点検員
- 簡易ガス調査員
また、「液化石油ガス設備士」の資格を持っている人は、ガス消費機器設置工事監督者と認められているため、資格を取得する必要はありません。
これらの資格を持っていない人は、資格講習を受講することになります。
認定講習は講義が1日で済みますが、資格講習は修了試験を含めて2日間の講義を受講することになりますが、資格講習には受講要件がなく、どなたでも受講可能です。
ガス機器設置スペシャリスト
ガス機器設置スペシャリストはガス機器の設置・交換に必要な技術力を持つ人が取得できる資格です。
1日間の講義演習・2日間の実技講習後、修了試験に合格することでこの資格を所持することができます。
信頼できる業者の多くが取得している資格であり、この資格を持つ業者であれば安心して給湯器交換を依頼できる基準となる資格の一つです。
簡易内管施工士
簡易内管施工士は、主に都市ガスの供給を受けている地域でガス栓の増設や位置ができる資格です。
ただし、この資格を持っていたら自由に施工ができるわけではなく、ガス事業者と契約をすることが施工の条件になります。
施工可能な範囲は戸建て住宅、集合住宅、一般業務用建物でマイコンメーターの下流側からガス栓までの露出部分におけるフレキ管による「ガス栓増設」「ガス栓・配管の位置替え」などです。
簡易内管施工士の資格は、あくまで施工士の資格であり、監督者ではありません。
資格を有する本人が施工する必要があります。
簡易内管施工士の講習は、液化石油ガス設備士の資格保有者で、配管用フレキ管講習修了者が対象です。
資格要件があり、誰でも受講できる資格ではありません。
第二種電気工事士
ビルや工場、商店、一般住宅などの電気工事は、一定の資格がある人しかおこなえません。
電気設備の安全を守るため、電気工事士の資格を持つ人しかおこなってはならないと法令で定められているからです。
電気工事士の資格は「第一種」と「第二種」があり、試験は年に2回、筆記試験と技能試験の2段階で実施されます。
第二種電気工事士の資格を持つ人は、一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます。
ちなみに第一種電気工事士は、第二種の範囲に加えて最大電力500キロワット未満の工場やビルなどの工事に従事できる資格です。
第二種電気工事士の資格があれば、屋内の配線、コンセントの増設、エアコンの設置などが可能です。
給湯器の設置もコンセントの増設や電源接続工事などを伴う場合は第二種電気工事士の資格が必要です。
ただし、これらの電気工事をともなわずに機器の交換をする場合は資格がなくても問題ありません。
給湯器の交換はDIYできる?
結論、給湯器交換をDIYで行なうのはやめておきましょう。
給湯器はガスにも電気にも水道にも関わるため、幅広く専門的な知識や技術を持っている必要があります。
もし資格を持たない人が資格が必要な工事をおこなえば、違法となって罰せられることもあります。
どうしても給湯器をDIYしたい人は必要な資格を取るしかありません。
しかし、受験要件や実技試験がある資格もありますので、給湯器の交換に必要な資格をすべて取得するのは現実的ではないといえるでしょう。
無資格者が給湯器交換をするリスク
無資格者が給湯器を交換するのは危険なうえに違法でもあるので、絶対にやめておきましょう。
必ず信頼できる専門業者に依頼してください。
しかし、給湯器の交換を請け負う業者でも、まれに無資格者が施工しているケースがあるようです。
無資格者が給湯器交換をすると次のようなリスクがあります。
- ガス漏れや水漏れ
- 給湯器の破損
- メーカー保証が受けられない
ガス漏れや水漏れ
ガスや水道設備の知識や経験がない人がガス管や給水・給湯管の配管工事をすると、ガス漏れや漏水を引き起こすリスクがあります。
ガス漏れは爆発や火災など命に関わる事故を起こすリスクがあるので大変危険です。
また、漏水を引き起こせば床や壁を傷めてしまいます。
集合住宅の場合は自分の家だけでなく階下の家まで水が漏れて多大な迷惑をかける恐れもあります。
そのようなトラブルを起こさないためにも、給湯器は資格を保有している業者に依頼しましょう。
給湯器の破損
無資格で知識のない人が給湯器を交換しようとすると、安全対策が疎かなまま作業をおこなう可能性があります。
搬入や搬出時にぶつけたり、落下させたりして、給湯器本体が破損するかもしれません。
また、給湯器は重いため、取り外しや取り付けの際に落として壊してしまう可能性もあります。
集合住宅の場合、共用部分を破損させると修理費用を請求されるでしょう。
給湯器の交換に必要な資格を持っていて、これまでに多くの経験を積んだ実績豊富な業者であれば、しっかりと安全対策をとってくれるはずです。
破損などのリスクをなくすためにも、給湯器の交換は安全対策をとってから施工してもらえるよう信頼できる業者に依頼しましょう。
メーカー保証が受けられない
無資格者や無許可の工事をおこなった場合、機器が故障したときにメーカー保証を受けられなくなります。
保証が受けられなければ有償修理になるため、費用が高額になる可能性があるでしょう。
メーカー保証は有資格者によって取り付けられたものが対象です。
本来、無資格者は施工してはいけないため、正しい方法で取り付けなかった製品はメーカー保証の対象外になってしまうのです。
いざというときに保証が受けられないと困りますので、きちんと資格を取得している業者に依頼しましょう。
信頼できる給湯器交換業者
給湯器を交換する際は信頼できる業者に依頼するのが一番安全であり、おすすめの業者は以下です。
- イースマイル
- ハウスラボホーム
- キンライサー
イースマイル
イースマイルは水まわり修理を専門としている業者で、給湯器の交換にも対応しています。
イースマイル公式サイトはこちらイースマイルは24時間365日駆けつけ対応を行なってくれる給湯器業者で、修理と交換の両方に対応しています。
最短駆けつけ20分であるため他の業者よりも素早く対応が可能ですし、知名度もある業者であるため安心感もあります。
修理か交換、どちらにすればよいか分からないが、いち早く対応してほしい、という方はぜひ無料見積もりを依頼してみてください。
ハウスラボホーム
ハウスラボホームは給湯器を始めとした水まわり設備修理業者です。
ハウスラボホームの公式サイトはこちらハウスラボホームは給湯器の修理・交換に対応している業者で、修理料金が11,000円~、交換料金が33,000円~と他社と比較してコスパに優れている業者です。
法人向け水まわりトラブルサービスとして多数の実績がある「ハウスラボ」が運営する個人向け水まわり駆けつけ修理サービスであるため、こちらも信頼できる業者です。
24時間365日対応可能ですので、こちらの業者も相見積もりの候補の一つとして相談してみてはいかがでしょうか。
キンライサー
キンライサーは給湯器に特化した専門業者です。
キンライサー公式サイトはこちらキンライサーは給湯器を専門に取り扱っている業者で修理対応は行なっておらず、交換のみの業者です。
なんといっても給湯器の本体価格を最大80%OFFで販売しており、また他社では有料である10年の商品・工事保証が無料で付帯してきます。
全国エリアで対応しており、WEBから見積もり後に成約すると3,000円OFFとなるため、ぜひ無料見積もりを利用しましょう。
上記の3つ以外で地元の業者なども検討する際には下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ
給湯器の交換はDIYできないため、自分で取り外しや取り付けをおこなわないようにしておきましょう。
もし自分でおこなうと、ガス漏れや水漏れを引き起こしたり、給湯器を破損させたりするかもしれません。
また、故障したときにメーカー保証を受けられなくなるデメリットもあります。
そもそも無資格での給湯器交換は禁止されているので、給湯器交換に必要な資格を持つ業者に依頼しましょう。
給湯器の交換に必要な資格を持っているかはホームページで確認しておくと安心です。
ホームページへの記載がないときは、見積もりを依頼するときに質問してみるとよいでしょう。
資格を持っているから信頼できるというわけではありませんが、やはり多くの資格を持っていることが知識とスキルの証明にもなり、信頼できる業者を見極めるときの判断材料になります。
無資格の質が低い施工は事故につながることがありますので、必ず信頼できる業者に依頼してください。
おすすめ業者
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